2011年05月19日
絶対繁栄への道 (ヘラトリ番外編 転載)
『貧乏神の追い出しとドラッカー』 (その1)
(本稿は、2011年5月7日北海道正心館七の日講話のエッセンスをまとめたものです。)
今日は、5/14(土)、15日(日)、17(火)で、『ヘルメス大祭』(本格的に執り行います二つの新しい祈願、『貧乏神追い出し祈願』と、『大黒天成長祈願』について、前半でお話したいと思います。
『貧乏神追い出し祈願』は、ナポレオン・ヒル特別霊指導です。
この方は、アメリカの成功哲学の草分けの方で、大変面白いのは、まだ25歳の若き新聞記者の時代に、世界の鉄鋼王アンドリュー・カーネギーにインタビューした際、「これから20年かけて、世界中の成功者を徹底研究して、成功哲学を体系化してくれないか。但し、お金を払うことはできないが。(本当にこれを本に出来れば、君は億万長者になれるだろうから)」と頼まれて、その場で「やらせてください」と即答します。そして、20年後の1928年に、約束どおり、それを本にして出版するわけですが、その本が、かの有名な『思考は現実化する』(Think and Grow Rich)で、全世界で3,000万部以上を売る大ベストセラーになりました。(カーネギー没10年後のことでした。)
「500人の成功者を、20年かけて徹底研究した」というのですから、すごいですね。きっと、自分の心そのものが、「成功者の心(波動)に同通し切った」ことは間違いないですが、「そういう方が霊示したのが、これから一部抜粋をご紹介する経文なのだ」ということを頭に入れていただいた上で、これをお聴きいただくと、ビンビンと響いてくるものがあると思います。
まず、「貧乏神は、波長同通の法則によって引き寄せられるものです」というのは、そのとおりですが、ここからが重要です。この後が、この経文の最も重要なところです。
「されば、全く逆の波長を、心の中心部から発信することこそ、最大の追い出し祈願となるはずです」
これは、とても重い、かつ、奥の深い言魂(ことだま)です。
「心の中心部から」というのと、「全く逆の波長」というのを、この後、じっくり心に刻みつけていただくお話をして、「祈願を受けて頂いた時の効果を最大にする」のが今日の目的です。
更に経文の中では、「安易に貧乏を礼賛し、清貧に甘んじるつもりはありません」「貧乏神を徹底的に追い出し、二度と近づけないよう、光に満ちた人生を歩むことを、ここに誓います」という光の言魂が続きます。
特に、この「"全く逆の波長"を身につけるには、どうしたらよいのか」ということを、『大黒天成長祈願』と併せて、徹底的に腑に落とすのが、繰り返しになりますが、今日の目的であることを、最初に申し上げます。
『大黒天成長祈願』の場合
それでは、『大黒天成長祈願』の方を見てみましょう。大国主命(おおくにぬしのみこと)の特別霊指導です。
まず冒頭が、「豊かさとは、心の富である」です。この一行だけで、優に一時間は講義が可能ですが、今日は深入りしないで、その次に続く"最重要ポイント"に入りましょう。
「あなたが、心に富を積み続ける限り、あなたの心は磁石へと変わり、世界の豊かさを集め寄せる」
この言葉の重みを真に理解するためには、語学でよくやります「文章を否定形にして味わってみる」というのをやると、よくわかります。つまり、「あなたがどんなに、「心を磁石に変えたい」と思っても、「心に富を積み続ける」という努力をしていない限り、「世界の豊かさ」があなたの下に集まってくる事は、絶対にない」
さあ、如何ですか。
これが、"祈り"の部分も含めた"因果の理法"なのです。
「大黒天よ、来い!」と祈ることは良いのです。但、それが実現するためには、祈っている人々が、「自らの心に富を積み続ける」という努力をしていることが"前提"になるのです。
『大黒天成長祈願』の最後の方でも、「全世界の富よ、集まれ!」と祈りますが、これが成就していくためには、「自らが、心の富を積み続ける」という「精進」をしなければなりません。
その「精進」が伴ったときに、祈りが天に通じて、祈願が最大の功徳を発揮することになるのです。
そうなると、『大黒天成長祈願』の冒頭に出てきた「心の富」とは何か、もっと言えば、「"心の富"を積み続けるには、どうしたらよいのか」ということが、重要になってきます。
これは、言葉を換えれば、『貧乏神追い出し祈願』の中の「"全く逆の波長を、心の中心部から発信する"のを実現するには、どうしたらよいのか」ということと同じです。
そのための、エキス中のエキスを、近年の御法話の中から、三点に絞り込んでお話をし、じっくりと腑に落としていきたいと思います。
(その2)
1.大きな考え方を持つ
それではさっそく、『大黒天成長祈願』で云う、「世界の豊かさを集め寄せるあなたの心の中の富」と、『貧乏神追い出し祈願』で云う、「心の中心部から発信する全く逆の波長」の形成の仕方について、近年の御法話の中から、一番中核となる部分を3点、お話したいと思います。
まず第一点目です。先月の『貧乏神と戦う法』の質疑応答の中で、「大きな考え方を持つ」ことの大切さを、大変強調されていました。具体的には、「これは、信仰心にも似たものだ。「考え方には実際に力がある」ことを信じていない人には、あまり現象が起きてこない。
「大きなビジョン」というのは、必ず途中で、その考え方を否定するような現象が起きるので、その時、信じられない人は、「やはり違うのだ」と思って引いてしまう。
結局それが、その人の「器」でもある。(逆に、信仰心によって、「器」を大きくすることもできる。)
将来について「大きな考え方」を持っていても、まず小さくつくりながら、雪だるま式に大きくしていく手法をマスターしておけば、どんな事業でも成功する。
実際にはそれだけの能力を持っていながら、「周りとの調和」と称して、実は力を発揮しないで終わっているだけの人が多い。
これを「保身」と言います」
このように仰っています。
「安易に貧乏を礼賛し、清貧に甘んじるつもりはありません」と口で言う人は、たくさんいます。
しかしその人は、10年後の明確な将来ビジョンを持ち、「私はそれを実現します!」と人前で宣言していますでしょうか。
直近の別の御法話の中でも、「まずビジョン(夢)を描いた上で、それを外に「表現」しなければ、夢は実現しないのだ」と仰っていました。
ここまで行かなければ、客観的には、「清貧に甘んじている」のと同じことになるのですね。
逆に、ここまで行けば、「心の中心部から、全く逆の波長が、ビンビン発信され始める」ことになるのです。
実はこれが、皆様に『成功への夢』研修をお勧めしている"本当の理由"です。
「清貧に甘んじるつもりはありません」と言いながら、"安全"な"清貧"に浸かっている人がたくさんいます。そういう自分を客観視して、『成功への夢』や、正念を据えた祈願(『貧乏神追い出し祈願』など)で、それを断ち切っていただきたいのです。
今回の御法話『大黒天の使命』は、『大黒天成長祈願』にも似ていましたが、ナポレオン・ヒルの名著『思考は現実化する』のトーンにも、大変よく似ていて驚きました。
ですので、北海道正心館の「ヘルメス大祭」の中での館長講話は、「『思考は現実化する』講義」で行きたいと思います。これは同時に、「『貧乏神追い出し祈願』講義」になり、『大黒天成長祈願』講義」になると思います。
人にばかり要求していてはいけないので、私の10年後のビジョンを語ります。
私のメール(ヘラトリ)は、相当広範囲の一般の方(マスコミ、著名人等)にまで転送されていますので、全国規模の話をすると、何かとうるさいですから、北海道レベルの話と、あと、マスコミの方が逆にイメージの湧きにくい世界規模の話に限って(笑)、今回はお話をさせていただきます。
今から10年の間に必ずや国論を変えて、10年後の北海道には、熱心な活動家が、少なくとも1万人はいます。三帰誓願者は5万人、いわゆる入会者は20万人を超えているでしょう。シンパ(獲得得票数)は、100万人に近づいています。
こうなると、支部の数は、少なくとも今の10倍はないと、もたないでしょうし、正心館も、少なくとも三つはないと、10年後の北海道正心館館長は、来る人来る人次々と倒れて、屍(しかばね)累々ということになりかねません(笑)。
次に、世界に目を転じると、全世界200か国に信者がおり、少なくとも、100支部が、海外に展開しています。中国は自由化しているか、少なくとも、「自由化の目途がついた」状況になっています。それとパラレルな(平行する)形で、ロシアの伝道も進み、ヤンキー・スタジアムにおける大講演会も、既に複数回、催されていて、キリスト教世界への本格的伝道が、佳境に入り始めています。
肉体を持った宇宙人との接触は、まだかと思いますが、インスピレーション・レベルでのコンタクトによって、幸福の科学大学でのUFO開発の研究が、この時点で既に着手されているように、今から精力的に準備を進めておきたいと思います。
これが、毎朝、お祈りの後に、魂に刻みこんでいる映像の一部です。
これをしておくと、大黒天の発掘、伝道、説得、養成の"腰の入り方"が変わってくるのですね。
『「何のためにお金を使いたいのか」-その「使い道」をはっきり示して、真正面からお願する、説得することが大切だ』
と、「大黒天の使命」の中でも、「貧乏神と戦う法」の中でも、その他最近の支部巡錫御説法の中でも、繰り返しおっしゃっています。
だから、まずは、「大きく考える」こと。
心の中の「入れ物」、「器」を大きくすることが、「貧乏神波動」を断ち切り、「大黒天波動」を引き寄せる(宇宙の富を引き寄せる)ための、最初の出発点になります。
(その3)
2.失敗を成功に変える力
二つ目の「心の富の形成の仕方」、あるいは、「全く逆の波長の発信の仕方」は、まさに、『大黒天の使命』の御法話の中で述べられました。つまり、「"失敗を成功に変える力"が身についてくると、その人の内側から「大黒天波動」が出てきて、貧乏神も逃げ出すのだ」と。
具体的に見てみましょう。
毒蛇やサソリを食べて(悪食)、天国的な羽を創りだす孔雀(くじゃく)の話をされていましたね。
『泥沼に咲く蓮(はす)の華のように、この世的に嫌われるものを食べても、天国的なものを創りだしていける力(一種の威神力)のように、私の持っている力の中で一番強いものは、この"失敗を成功に変える力"である。
失敗すると折れてしまう人もいるが、失敗を成功に変える力が、自分でも強い。
失敗を糧として、研究し、学び、反省し、工夫し、さらに成長していく力で、同時に精神力も鍛え抜かれる。
失敗して構わないが、それを孔雀の羽に変える努力こそが、今世、地上に生を受けたことの意味である。
祈願にも、「宇宙の富を引き寄せる」などがあるが、実際に宇宙に偏満している富をこの地上に引いてくるには、技術がいる。
つまり、恥ずかしい失敗談、挫折談、苦労談に過ぎないと思うものから、いかにそれを黄金に変え、ダイヤモンドに変えていくかという技術を身につけたる者こそ、この地上における王者であり、「大黒天への王道」でもあるのだ」
そのように仰っています。
成功しても、失敗しても、チャレンジし続ける態度。
「そこから何かをつかむのだ」というその精神態度こそが、「大黒天波動」であり、「心の富」であるのだと。
そのようにしてつかんだ「智慧」の集積が、大いなる「叡智」となって、やがて世界中の富が、その「叡智」の僕(しもべ)となって使われることを欲するが如く、あなたの下に引き寄せられてくるのである。
つまり、「富の引き寄せの法則」の根源には、「成功からも失敗からも智慧(心の富)を積み続け、それを富を引き寄せる磁石(叡智)へと変じる努力が要る」ということを忘れてはなりません。
ここまで見てくると、その叡智の中身である
「その富を何に使いたいのか」
ということを、明確に訴えることの大切さが、リアルに伝わってくると思います。
3.人の良いところを見ていく
津支部巡錫御説法の中で、「成功する経営者(大黒天)は、お客様に対しても、従業員に対しても、なるべくその人の良いところを見ていくタイプの人である。
10個注意したいことがあっても、実際に指摘するのは2~3個で我慢するような、そういう懐(ふところ)の深い人が、成功者になっていく」と仰っていました。
これは、逆の表現をすれば、「いたずら、からかい、困らせる(揚げ足を取る)など、天の邪鬼(あまのじゃく)的性格は直した方がよい」(「貧乏神を叩き出す」研修より)ということに通じます。
「ケチをつけていると、本当に貧乏になっていく」と、よく言いますが、「これと逆のことをしていく」、つまり、「なるべく人の良いところを見ていく」努力すると、確かに「全く逆の波長」が、心の奥から出てくるのを感じます。
以上3点、「大きな考え方を持つ」、「失敗を成功に変える力を身につける」、「人の良いところを見ていく」という話をしました。
ここまで踏み込んで、心の態度を改めることを決定(けつじょう)して、祈願に臨んでいただけると、必ずや、天上界に通じて、皆様の身に功徳が及ぶと確信しています。
なぜなら、これこそが、「全世界の富を集め」、「大宇宙の富を引き寄せる」法則の神髄であると、確信しているからです。
皆様の気持ちの惹かれ方に応じて、『貧乏神追い出し祈願』(※各精舎にお問い合わせ下さい)でも、『大黒天成長祈願』(』(※各精舎にお問い合わせ下さい)のどちらでも、よろしいかと思います。是非、御祈願ください。
今日の講話を更に突っ込んだ話は、「ヘルメス大祭」の館長講話「『思考は現実化する』講義」の中でいたします。
どうぞ、ご参加ください!
最後に、『わかりやすいドラッカー46のエッセンス』研修についてお話します。
初回(北海道正心館では、5/15(日)、17(火)は、第1則~4則になりますが、特に、第4則が、「ドラッカー経営学」の肝中の肝(きも)に当たります。
いみじくも、生前のドラッカー自身が、「私の経営学の本質は、突き詰めれば、~~だ」と仰ったその箇所が、まさに、この研修の第4則として抜き出されていました。
その意味で、初回(第4則)を外すと、この研修の意味が、かなり減殺しますので、初回は、是非、ご参加ください。(御予約ください。)
第4則を始めとして、かなり分厚い「解説」を御用意しています。
以上
(本稿は、2011年5月7日北海道正心館七の日講話のエッセンスをまとめたものです。)
今日は、5/14(土)、15日(日)、17(火)で、『ヘルメス大祭』(本格的に執り行います二つの新しい祈願、『貧乏神追い出し祈願』と、『大黒天成長祈願』について、前半でお話したいと思います。
『貧乏神追い出し祈願』は、ナポレオン・ヒル特別霊指導です。
この方は、アメリカの成功哲学の草分けの方で、大変面白いのは、まだ25歳の若き新聞記者の時代に、世界の鉄鋼王アンドリュー・カーネギーにインタビューした際、「これから20年かけて、世界中の成功者を徹底研究して、成功哲学を体系化してくれないか。但し、お金を払うことはできないが。(本当にこれを本に出来れば、君は億万長者になれるだろうから)」と頼まれて、その場で「やらせてください」と即答します。そして、20年後の1928年に、約束どおり、それを本にして出版するわけですが、その本が、かの有名な『思考は現実化する』(Think and Grow Rich)で、全世界で3,000万部以上を売る大ベストセラーになりました。(カーネギー没10年後のことでした。)
「500人の成功者を、20年かけて徹底研究した」というのですから、すごいですね。きっと、自分の心そのものが、「成功者の心(波動)に同通し切った」ことは間違いないですが、「そういう方が霊示したのが、これから一部抜粋をご紹介する経文なのだ」ということを頭に入れていただいた上で、これをお聴きいただくと、ビンビンと響いてくるものがあると思います。
まず、「貧乏神は、波長同通の法則によって引き寄せられるものです」というのは、そのとおりですが、ここからが重要です。この後が、この経文の最も重要なところです。
「されば、全く逆の波長を、心の中心部から発信することこそ、最大の追い出し祈願となるはずです」
これは、とても重い、かつ、奥の深い言魂(ことだま)です。
「心の中心部から」というのと、「全く逆の波長」というのを、この後、じっくり心に刻みつけていただくお話をして、「祈願を受けて頂いた時の効果を最大にする」のが今日の目的です。
更に経文の中では、「安易に貧乏を礼賛し、清貧に甘んじるつもりはありません」「貧乏神を徹底的に追い出し、二度と近づけないよう、光に満ちた人生を歩むことを、ここに誓います」という光の言魂が続きます。
特に、この「"全く逆の波長"を身につけるには、どうしたらよいのか」ということを、『大黒天成長祈願』と併せて、徹底的に腑に落とすのが、繰り返しになりますが、今日の目的であることを、最初に申し上げます。
『大黒天成長祈願』の場合
それでは、『大黒天成長祈願』の方を見てみましょう。大国主命(おおくにぬしのみこと)の特別霊指導です。
まず冒頭が、「豊かさとは、心の富である」です。この一行だけで、優に一時間は講義が可能ですが、今日は深入りしないで、その次に続く"最重要ポイント"に入りましょう。
「あなたが、心に富を積み続ける限り、あなたの心は磁石へと変わり、世界の豊かさを集め寄せる」
この言葉の重みを真に理解するためには、語学でよくやります「文章を否定形にして味わってみる」というのをやると、よくわかります。つまり、「あなたがどんなに、「心を磁石に変えたい」と思っても、「心に富を積み続ける」という努力をしていない限り、「世界の豊かさ」があなたの下に集まってくる事は、絶対にない」
さあ、如何ですか。
これが、"祈り"の部分も含めた"因果の理法"なのです。
「大黒天よ、来い!」と祈ることは良いのです。但、それが実現するためには、祈っている人々が、「自らの心に富を積み続ける」という努力をしていることが"前提"になるのです。
『大黒天成長祈願』の最後の方でも、「全世界の富よ、集まれ!」と祈りますが、これが成就していくためには、「自らが、心の富を積み続ける」という「精進」をしなければなりません。
その「精進」が伴ったときに、祈りが天に通じて、祈願が最大の功徳を発揮することになるのです。
そうなると、『大黒天成長祈願』の冒頭に出てきた「心の富」とは何か、もっと言えば、「"心の富"を積み続けるには、どうしたらよいのか」ということが、重要になってきます。
これは、言葉を換えれば、『貧乏神追い出し祈願』の中の「"全く逆の波長を、心の中心部から発信する"のを実現するには、どうしたらよいのか」ということと同じです。
そのための、エキス中のエキスを、近年の御法話の中から、三点に絞り込んでお話をし、じっくりと腑に落としていきたいと思います。
(その2)
1.大きな考え方を持つ
それではさっそく、『大黒天成長祈願』で云う、「世界の豊かさを集め寄せるあなたの心の中の富」と、『貧乏神追い出し祈願』で云う、「心の中心部から発信する全く逆の波長」の形成の仕方について、近年の御法話の中から、一番中核となる部分を3点、お話したいと思います。
まず第一点目です。先月の『貧乏神と戦う法』の質疑応答の中で、「大きな考え方を持つ」ことの大切さを、大変強調されていました。具体的には、「これは、信仰心にも似たものだ。「考え方には実際に力がある」ことを信じていない人には、あまり現象が起きてこない。
「大きなビジョン」というのは、必ず途中で、その考え方を否定するような現象が起きるので、その時、信じられない人は、「やはり違うのだ」と思って引いてしまう。
結局それが、その人の「器」でもある。(逆に、信仰心によって、「器」を大きくすることもできる。)
将来について「大きな考え方」を持っていても、まず小さくつくりながら、雪だるま式に大きくしていく手法をマスターしておけば、どんな事業でも成功する。
実際にはそれだけの能力を持っていながら、「周りとの調和」と称して、実は力を発揮しないで終わっているだけの人が多い。
これを「保身」と言います」
このように仰っています。
「安易に貧乏を礼賛し、清貧に甘んじるつもりはありません」と口で言う人は、たくさんいます。
しかしその人は、10年後の明確な将来ビジョンを持ち、「私はそれを実現します!」と人前で宣言していますでしょうか。
直近の別の御法話の中でも、「まずビジョン(夢)を描いた上で、それを外に「表現」しなければ、夢は実現しないのだ」と仰っていました。
ここまで行かなければ、客観的には、「清貧に甘んじている」のと同じことになるのですね。
逆に、ここまで行けば、「心の中心部から、全く逆の波長が、ビンビン発信され始める」ことになるのです。
実はこれが、皆様に『成功への夢』研修をお勧めしている"本当の理由"です。
「清貧に甘んじるつもりはありません」と言いながら、"安全"な"清貧"に浸かっている人がたくさんいます。そういう自分を客観視して、『成功への夢』や、正念を据えた祈願(『貧乏神追い出し祈願』など)で、それを断ち切っていただきたいのです。
今回の御法話『大黒天の使命』は、『大黒天成長祈願』にも似ていましたが、ナポレオン・ヒルの名著『思考は現実化する』のトーンにも、大変よく似ていて驚きました。
ですので、北海道正心館の「ヘルメス大祭」の中での館長講話は、「『思考は現実化する』講義」で行きたいと思います。これは同時に、「『貧乏神追い出し祈願』講義」になり、『大黒天成長祈願』講義」になると思います。
人にばかり要求していてはいけないので、私の10年後のビジョンを語ります。
私のメール(ヘラトリ)は、相当広範囲の一般の方(マスコミ、著名人等)にまで転送されていますので、全国規模の話をすると、何かとうるさいですから、北海道レベルの話と、あと、マスコミの方が逆にイメージの湧きにくい世界規模の話に限って(笑)、今回はお話をさせていただきます。
今から10年の間に必ずや国論を変えて、10年後の北海道には、熱心な活動家が、少なくとも1万人はいます。三帰誓願者は5万人、いわゆる入会者は20万人を超えているでしょう。シンパ(獲得得票数)は、100万人に近づいています。
こうなると、支部の数は、少なくとも今の10倍はないと、もたないでしょうし、正心館も、少なくとも三つはないと、10年後の北海道正心館館長は、来る人来る人次々と倒れて、屍(しかばね)累々ということになりかねません(笑)。
次に、世界に目を転じると、全世界200か国に信者がおり、少なくとも、100支部が、海外に展開しています。中国は自由化しているか、少なくとも、「自由化の目途がついた」状況になっています。それとパラレルな(平行する)形で、ロシアの伝道も進み、ヤンキー・スタジアムにおける大講演会も、既に複数回、催されていて、キリスト教世界への本格的伝道が、佳境に入り始めています。
肉体を持った宇宙人との接触は、まだかと思いますが、インスピレーション・レベルでのコンタクトによって、幸福の科学大学でのUFO開発の研究が、この時点で既に着手されているように、今から精力的に準備を進めておきたいと思います。
これが、毎朝、お祈りの後に、魂に刻みこんでいる映像の一部です。
これをしておくと、大黒天の発掘、伝道、説得、養成の"腰の入り方"が変わってくるのですね。
『「何のためにお金を使いたいのか」-その「使い道」をはっきり示して、真正面からお願する、説得することが大切だ』
と、「大黒天の使命」の中でも、「貧乏神と戦う法」の中でも、その他最近の支部巡錫御説法の中でも、繰り返しおっしゃっています。
だから、まずは、「大きく考える」こと。
心の中の「入れ物」、「器」を大きくすることが、「貧乏神波動」を断ち切り、「大黒天波動」を引き寄せる(宇宙の富を引き寄せる)ための、最初の出発点になります。
(その3)
2.失敗を成功に変える力
二つ目の「心の富の形成の仕方」、あるいは、「全く逆の波長の発信の仕方」は、まさに、『大黒天の使命』の御法話の中で述べられました。つまり、「"失敗を成功に変える力"が身についてくると、その人の内側から「大黒天波動」が出てきて、貧乏神も逃げ出すのだ」と。
具体的に見てみましょう。
毒蛇やサソリを食べて(悪食)、天国的な羽を創りだす孔雀(くじゃく)の話をされていましたね。
『泥沼に咲く蓮(はす)の華のように、この世的に嫌われるものを食べても、天国的なものを創りだしていける力(一種の威神力)のように、私の持っている力の中で一番強いものは、この"失敗を成功に変える力"である。
失敗すると折れてしまう人もいるが、失敗を成功に変える力が、自分でも強い。
失敗を糧として、研究し、学び、反省し、工夫し、さらに成長していく力で、同時に精神力も鍛え抜かれる。
失敗して構わないが、それを孔雀の羽に変える努力こそが、今世、地上に生を受けたことの意味である。
祈願にも、「宇宙の富を引き寄せる」などがあるが、実際に宇宙に偏満している富をこの地上に引いてくるには、技術がいる。
つまり、恥ずかしい失敗談、挫折談、苦労談に過ぎないと思うものから、いかにそれを黄金に変え、ダイヤモンドに変えていくかという技術を身につけたる者こそ、この地上における王者であり、「大黒天への王道」でもあるのだ」
そのように仰っています。
成功しても、失敗しても、チャレンジし続ける態度。
「そこから何かをつかむのだ」というその精神態度こそが、「大黒天波動」であり、「心の富」であるのだと。
そのようにしてつかんだ「智慧」の集積が、大いなる「叡智」となって、やがて世界中の富が、その「叡智」の僕(しもべ)となって使われることを欲するが如く、あなたの下に引き寄せられてくるのである。
つまり、「富の引き寄せの法則」の根源には、「成功からも失敗からも智慧(心の富)を積み続け、それを富を引き寄せる磁石(叡智)へと変じる努力が要る」ということを忘れてはなりません。
ここまで見てくると、その叡智の中身である
「その富を何に使いたいのか」
ということを、明確に訴えることの大切さが、リアルに伝わってくると思います。
3.人の良いところを見ていく
津支部巡錫御説法の中で、「成功する経営者(大黒天)は、お客様に対しても、従業員に対しても、なるべくその人の良いところを見ていくタイプの人である。
10個注意したいことがあっても、実際に指摘するのは2~3個で我慢するような、そういう懐(ふところ)の深い人が、成功者になっていく」と仰っていました。
これは、逆の表現をすれば、「いたずら、からかい、困らせる(揚げ足を取る)など、天の邪鬼(あまのじゃく)的性格は直した方がよい」(「貧乏神を叩き出す」研修より)ということに通じます。
「ケチをつけていると、本当に貧乏になっていく」と、よく言いますが、「これと逆のことをしていく」、つまり、「なるべく人の良いところを見ていく」努力すると、確かに「全く逆の波長」が、心の奥から出てくるのを感じます。
以上3点、「大きな考え方を持つ」、「失敗を成功に変える力を身につける」、「人の良いところを見ていく」という話をしました。
ここまで踏み込んで、心の態度を改めることを決定(けつじょう)して、祈願に臨んでいただけると、必ずや、天上界に通じて、皆様の身に功徳が及ぶと確信しています。
なぜなら、これこそが、「全世界の富を集め」、「大宇宙の富を引き寄せる」法則の神髄であると、確信しているからです。
皆様の気持ちの惹かれ方に応じて、『貧乏神追い出し祈願』(※各精舎にお問い合わせ下さい)でも、『大黒天成長祈願』(』(※各精舎にお問い合わせ下さい)のどちらでも、よろしいかと思います。是非、御祈願ください。
今日の講話を更に突っ込んだ話は、「ヘルメス大祭」の館長講話「『思考は現実化する』講義」の中でいたします。
どうぞ、ご参加ください!
最後に、『わかりやすいドラッカー46のエッセンス』研修についてお話します。
初回(北海道正心館では、5/15(日)、17(火)は、第1則~4則になりますが、特に、第4則が、「ドラッカー経営学」の肝中の肝(きも)に当たります。
いみじくも、生前のドラッカー自身が、「私の経営学の本質は、突き詰めれば、~~だ」と仰ったその箇所が、まさに、この研修の第4則として抜き出されていました。
その意味で、初回(第4則)を外すと、この研修の意味が、かなり減殺しますので、初回は、是非、ご参加ください。(御予約ください。)
第4則を始めとして、かなり分厚い「解説」を御用意しています。
以上
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【宇宙科学講義・入門】小林館長講義 『UFOのつくる』(1)
Posted by ゆかりん(近藤由香里) at 12:43│Comments(0)
│ヘラトリ(転載)・小林早賢氏講話
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